凡人エンジニアのゆるクライム

今出来ないからこそ一歩一歩登ってく

いちエンジニアがCSPO研修に参加した結果

参加した研修

認定スクラムプロダクトオーナー研修 by James Coplien

参加目的

POをやるやらないに関係なく、 何を考えているのか知って、視座を切り替えられるようにするため。

やれる人がいなくなった時に、いないから何も出来ないではなくやれるようにしておくため

POって何を背負っているのか

  • ROI(ここでは価値)を最大化すること
    • 大事なことは、「価値を何と置くか
    • プロダクトによって儲けだけが価値ではない場合があるため

背負ったものを実現するためにやっていることは

  • ビジョンを創り伝える
  • 価値を届けるためのプロダクトバックログの優先順を決める
  • その価値あるプロダクトを形にできるようにチームに伝える
  • 予算やスケジュールやリスクも管理する

それぞれの細かいプラクティス

  • 今回は書くといっぱいになるので書かない

改めて心に残った話

チームのコミットメントを甘く見てはいけないよね

チームは常に見積もりして、毎週ゴールに対して全力を尽くしている。 そこに、「やること増えちゃったてへぺろ。」って言われると 「そんな簡単に増やすなら見積もる意味ないし全力でやる意味なくね・・・」って全力でやる気が冷めるよなーと思った。

だから、状況の変化に対応するのは大事だけど、本当に増やさない理由を真剣に考えないといけないし、これを追加するとこのままでいくよりも価値提供できることを真剣に伝えて理解してもらわないといけないなと思った。

要件や調査の漏れが発生する理由って・・・

「人がいなくなるからだよね。」

すごいシンプルな答えだった。

チームが続くことっていいよねとか、チームの学習って大事だよねって漠然と思っていたけど、近頃人が増えたり、周りのビジネスの変化の早さについていくために並列で動かしたいって時が多くて、誰が入ってもできるようにならないとダメだよねとか色々考えて、チームって継続する意味ってあるんだっけ(ここが飛躍していたことには気づいてない)みたいになってしまっていた。

それが、やっぱりチームが続くといいことあるよねって、強いよねってシンプルに思えた。属人化が良い訳ではないので、それは別問題で、続くチーム作りができたら学習したことは残るし、毎回細かい認識合わせみたいなのしなくても仕事が進むよねってそれだけのことだよねって。

ベロシティに対して真剣に向き合えてなかったな・・・

人が減ったり、やることが増えていたり、やりながら気づいたことがあったのに、悩んでばっかで相談せず抱え込んで再計画するのが遅くなって無理が生じた時があった。

何かが変わったら、そりゃそのままでは行くわけないからすぐ再計画しないと。

まず開発チームを集めてそのままでいけるのか、

いけないなら、何か違うことを試せるか

それもないなら、チームの外に助けを出せるのか(ここまでが、開発チームでも考えられること)

それができないなってなったらPOの判断する領域に踏み込み

スコープを減らせないか

それでもどうしようもないってなったらスプリントを緊急停止

今度から一人で悩んでないで、上から順に動き出そう。

なぜ変化に対応できるようにしないといけないのか

変化の対応って大事だし、変化が激しいから対応しなきゃってとても浅い整理だったけどしっくりした表現を聞けた。

扱っているものが「後発的な要求が発生する」から。

今やっていることは、ビジネスの状況、人の状況、周辺技術の状況なで後発的要求が発生する難しい。

まとめ

いちメンバーであればPOの情熱を理解する努力をしたいし、全員が伝わってる状態にしたいなって思ったし、わからなかったら素直に伝えてみる。 そうやって理解したビジョンを、ずれないようにエンドユーザに提供していけるように学習していく。

POであれば、考えてるだけではなく、その情熱をメンバーに伝えてみる。 そして変化する状況の中で「価値」あるものになっているのか自分で情報収集したり、開発チームの力も頼りながら、価値あるものになるようにアップデートしていく。

インプット量が多かったので整理するのが大変なので、 取り急ぎ今回知りたかったことと、印象に残ったことを書いて見た。